日本の医療技術は非常に進んでいます。そして、その高さは欧米の医療先進国と同等またはそれ以上であり、高い国際競争力を保持していることは間違いありません。
そのような現状においても、さらなる画期的な医療技術、医薬品の登場への期待は高く、中でも、昨今は、癌治療および再生医療を筆頭に難治疾患の治療、テーラーメイド治療といった高い専門性が要求され、臨床応用にはスピードが要求されています。ただ残念なことに、今の日本における医療技術・医薬品開発には、開発スピードを抑制する要因が残っており、その国際的な競争力を失いつつあります。
私たちは、日本の臨床研究のプロセスを見直し、臨床研究の実施機関であるアカデミアが医療技術や医薬品開発の主役になることも必要であると確信しました。
医薬品、医療機器シーズに関するアカデミアと企業の架け橋、画期的な医療技術・医薬品開発の迅速化を重視し、高い専門性を持ったCROとして、医療機関にも入り込んだアカデミック推進に取り組んでまいります。