「眼科領域認定CRA制度」は、約3カ月間の眼科領域の基礎から代表的な眼科疾患の診断基準や治療法に関わる社内研修および社外研修を受講し、認定試験に合格した者が眼科領域認定CRAとして、眼科領域の臨床試験に従事します。
さらなるステップとして、基準以上の実務経験を積んだ者は、眼科領域認定CRA・スペシャリストに、さらに実務経験を積み、より高度な専門知識を習得した者は、眼科領域認定CRA・エキスパートに認定されます。
認定後も眼科医師による定期的な教育研修および専門的な継続研修を通じて、眼科領域の最新情報の研鑽を続けます。
眼科領域認定CRA認定までのフロー

眼科導入研修例
社内
項目 | 講義内容 |
---|---|
視覚器の構造と役割 | 視覚器の外観、眼球の構造 |
視覚器の機能・機能異常 | 総論・視力 |
視覚器の機能・機能異常 | 屈折 |
調節 | |
視覚器の機能・機能異常 | 視野、色覚と光覚 |
瞳孔運動・眼球運動 | |
発生 | 視覚器の発生と先天異常 |
結膜疾患 | 結膜炎、アレルギー性結膜疾患等 |
角膜疾患 | 角膜疾患・角膜炎・感染性角膜炎他 |
眼瞼疾患 | 形態・機能異常、眼瞼の炎症 |
強膜・ぶどう膜疾患 | 強膜疾患 |
ぶどう膜疾患 | |
網膜疾患と硝子体病変 | 網膜疾患の眼底所見 |
硝子体病変 | |
網膜剥離 | |
網膜循環障害 | |
網膜疾患と硝子体病変 | 糖尿病網膜症 |
黄斑疾患・加齢黄斑変性 | |
網膜変性疾患(網膜色素変性) | |
水晶体疾患 | 白内障・水晶体偏位 |
視神経疾患 | 視神経炎、視神経症 |
眼窩疾患 | 眼窩疾患 |
緑内障 | 緑内障の診断と治療 |
涙器疾患 | 涙道狭窄・閉塞、ドライアイ |
涙器の炎症 | |
腫瘍 | 網膜芽細胞腫他 |
外傷 | 鈍的・鋭的外傷、異物、化学的損傷・光線性外傷 |
全身疾患と眼 | 全身性疾患と眼 |
眼科における難病・希少疾患 | |
検査 | 診察・検査のまとめ |
眼科カルテ | 眼科カルテの見方 |
社外
項目 |
---|
視力検査(他覚的視力検査) 細隙灯顕微鏡検査 視野検査(静的視野検査、動的視野検査) 眼圧検査(非接触式) 眼底検査(直像鏡、倒像鏡) 角結膜検査(染色検査) 涙器検査(シルマー試験、BUT)等 |